業務提携

新しい融資の実現へ。クラウドファンディング「Makuake」と常陽銀行が業務提携

http://japan.cnet.com/,(参照 2017-02-10)

常陽銀行とサイバーエージェント・クラウドファンディングが業務提携することを1月23日に発表。その提携内容とは。

2017.02.10

常陽銀行と手を組んだ「Makuake」

サイバーエージェント・クラウドファンディングが運営するクラウドファンディングサービスMakuake。

Makuakeはサイバーエージェントグループが運営するAmebaなどを通じて集客を行うことで人気を集めてきました。

日本のクラウドファンディングサイトとしては後発のサービスですが、2015年9月の時点では、飲食分野とプロダクト部門(新製品の企画や制作)、映画制作のジャンルで国内No.1の資金調達に成功しています。

また2014年には、Makuake参加者のひとりが当時のクラウドファンディング「国内最高額」となる「3132万6500円」の資金調達に成功。ほかにも、10件以上のプロジェクトが1,000万円以上の資金調達に成功しており、2015年にはMakuakeで最も高額な「3,622万4,000円」の資金調達を記録しています。

今回そんなMakuakeが地域企業の支援のため、常陽銀行と業務提携を発表。
茨城県を中心とした関東圏での取り組みで、常陽銀行と連携して地域企業の挑戦についてクラウドファンディングを通じて応援するというもの。

地域企業のメリットとしては、資金調達はもちろんのこと、本来は独自で行わなければならないマーケティングやプロモーションなどが可能になるとしています。

ジミー

最近はやりのクラウドファンディングが銀行とも手を組んだんだね~

カッシー

具体的にはどんなことをしてくれるんだろう?

常陽銀行

常陽銀行は今回の提携において、「協調融資制度」なるものを新設しました。

この制度は常陽銀行の紹介でMakuakeを実施した企業に対して、クラウドファンディングでの資金調達額(100万円以上・500万円以下に限り、最高融資額は500万円)と同額を、クラウドファンディング終了後に融資可能とするもので、国内初の取り組みです。

今までの融資では一般消費者の反応を見ながら融資額を決定するということが困難でした。

しかしこの制度の導入により、企業に対する一般消費者の反応を見極めたうえでの融資が可能になります。いちいちアンケート等を実施することなく、Makuake上で調査も同時にできることになります。

両社は今後も茨城県の地域企業においてMakuakeの活用を促進していく予定だといい、今後もこのプロジェクトから目が離せません。

ジミー

茨城中心というところに地域愛を感じるね!

カッシー

僕も何か考えてMakuakeで提案してみようかな?

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