事業成功の裏要素

やはり8時間がベスト!?しっかりと眠る世界の一流経営者たち

出典:http://www.asahi.com/,(参照 2017-01-12)

短時間睡眠を自慢する風潮が少なからず残っているこの時代。そんな時代にしっかりとした睡眠をとる事を公言する世界の一流経営者たち。その理由に迫ります。

2017.01.12

名立たる経営者たちの睡眠に対する考え方

「昨晩は終電まで残業だったからちっとも寝てないのに、今朝も早起きして朝からジムへ行ってきたよ~。」などという声が少なからず聞こえてくる昨今のビジネス界。

そんな時代に世界の名立たる経営者たちは、いかに睡眠を大事に思っているかをカミングアウトしています。

「注意力が高まって、思考もはっきりする。8時間眠ると1日ずっと調子よく過ごせる。」
そう語るのは、アマゾンのCEOジェフ・ベゾス。

また、リンクトインのパット・ワドーズは、
「私は8時間眠ると、1日を迎える準備が万端に整う。ベストの自分をその日1日に注ぐことができる。」と、8時間睡眠の重要性を語っており、キャンベル・スープのCEOデニス・モリソンに至っては、「私が最高のパフォーマンスを発揮するには、毎晩8時間の睡眠を取ることが欠かせません。エネルギーを回復して、活動する脳を休めて、元気に目覚めるために。」と、最近のカミングアウトブームよりも前から、長年の間しっかりと眠る事についてとてもポジティブな発言をしています。

この様に世界を代表する経営者たちは、しっかりと眠る事についてプラスの印象を持って暮らしているようです。

独自の健康ポリシーを導入する企業や国の上層部たち

1万3000人を超える従業員のストレスレベルが28%低下し、睡眠の質が20%向上しているというヘルスケア企業エトナ。エトナでは、1万人以上の従業員が、ヨガ、瞑想、マインドフルネス・トレーニングなどを含む健康推進プログラムに参加。

CEOのマーク・ベルトリーニが、会社に独自の健康ポリシーを導入したことで、従業員の健康はもちろん、生産性も向上しているようです。

大臣にも広がる健康意識

企業だけでなく、ヨーロッパをはじめとする国の上層部も独自の健康ポリシーを導入し始めています。

ドイツの元労働社会大臣(現国防大臣)ウルズラ・フォンデアライエンは、
「労働者が仕事からオフにきちんと切り替えられることは雇用者の利益にかなう。そうでなければ、いずれ労働者は燃え尽きてしまう。(中略)テクノロジーに我々をコントロールさせたり、我々の生活を支配させてはいけない。我々がテクノロジーをコントロールするべきだ。」と、語ります。

この様な考えから彼女は、自身のスタッフに終業後の仕事関係の電話利用を原則禁止しました。

仕事と休息をしっかりと分けた生活を送るというニーズをめぐり、世界規模でコンセンサスが生まれつつあります。

「どれだけ長く働いたか」が尊敬の目を向けられる時代は終わり、企業のトップや国の上層部だけでなく、我々自身も「オン」と「オフ」について考えなければいけない時代が、既にやってきているのかも知れません。

ジミー

僕もしっかりと寝て明日も頑張ろう~

カッシー

健康であることが業務効率に直結しているんだね~

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